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続・夏目友人帳 第六話『少女の陣』 第七話『呼んではならぬ』

視聴後の感想です。
少なからず内容に触れていますので、前知識ゼロで作品をご覧になりたい方はご注意くださいませ。

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一話完結の夏目友人帳では珍しく二話構成のお話。

妖の姿を見えるようにする『陣』を書くことができる少女・多軌。
この多軌がうっかり妖の姿を見たことからいわゆる死の宣告を受けてしまい、『自分をもう一度見つけ捕まえれば食わずに済ます』との妖の言葉を信じて、夏目と共にその妖を探すというお話です。


今まで何度か時間の枠に無理して収めたような回もあったものだから、夏目友人帳は45分くらい使ってしっかりとストーリーをみせたらどうかなと思っていました。
それを六話・七話は叶える形になったのですが……どうにも、一つの話を作るのってプロでも難しいものなのだなと思わされる結果になりました^^;
一期では全く感じさせられなかったことなのですケド……

さておき、お話で一つ気がついたのは、もしかしたら夏目って純粋な人間じゃないのかもしれないなってことです。
目が、瞳が縦に細くなる猫目なんですよね。
作家さんの描き方なのかと思ったのですが、多軌はそうでもなかったし……素で妖の見える名取はどうだったか、今度見返してみようと思います。

それにしても、一期の一話や二話では、ニャンコ先生が外でしゃべることすら意識して控えさせていた夏目だけど、慣れてきたのか、そこら辺だんだんとどうでもよくなってきたみたいですね^^;
あまりに見えない人間の目を意識しなくなったものだから、逆にリアルな感じがしなくなったというか、普通は姿が見えない妖たちの存在が常識的な存在のように感じられるようになって、見えない人間の一視聴者としては、だんだん臨場感が薄れつつあるのが残念です。
夏目視点で描かれる話なので仕方がないのかもしれないですが……

ニャンコ先生も、かなり高級な妖のはずなのに、どうにも当て馬感のただよう扱われっぷりで、白くてでっかい狼好きにはかなりがっかりさせられます。
そこら辺はヨリシロで仮の姿のときは思考やら妖気から感覚やらが全部鈍るものだと信じて我慢するのですが……今回の敵もかなり上級の悪霊っぽい存在であるにもかかわらず、蹴られるまで気がつかなかったりと、どうにも首をひねってしまうシーンが多くて多くて、言葉になりませんです。


今回は夏目が妖の姿を見ることができなくなってしまうシーンがありますが、今まで見えていたものが見えなくなるのは、かなりつらいことですよね……
たとえば、今まで当たり前のようにそばにいた家族と急に死に別れることになったとしたら……ちょうどそんな感じだと思います。
かつては見えること自体を疎ましく思っていながら、今では別れを惜しむような関係になっている……一期にも、妖と恋におち、けれども見えなくなって別れることになってしまった人物の話がありましたが、それにもつながるとてもいい回だったと思います。

ただただ、いまだに作りのよかった一期の感覚で見ているからか、もう少し何とかならなかったのかと、素人ながらに口惜しく感じてしまう限りです。
ニャンコ先生とぶつかった夏目がなぜか二人して崖のそこに落っこちたり……、可愛い物好きは分かっているけどそんなところでと思えるシリアスシーンのど真ん中で多軌がニャンコ先生に欲情してみたり……、夏目が突然に名前で呼べと言い出したり……。
それなら、たとえば、夏目も言っている『一年近くも人と普通に話していない』多軌のつらさを掘り下げるシーンを入れた方が、もっと多軌への思い入れもできたのではないかと思うのですが、今のままでは『モフモフ可愛い物好きの変わった女子』以上の感情移入ができないのが現状です……。

次回はどうなるのかな……
一期は毎回が純粋に楽しみだったのですが、二期は驚くほど微妙に感じています。

塔子おばさんの可愛さは二期の方がパワーアップしてますがっ

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